皆さんこんにちは市原市に新しくオープンした美容室『AND LIFE』の長谷川大也です。
昨日は４月入社のユースケのブローのテストでした。
彼は要領いいんですよ。
そして何事にもビビらない、というかビビってる素振りを見せません。
これも大切なスキルの一つです。
それにしても検定を見守る石戸がナゼ正座なのかが謎です。
逆に教えてもらってる様にも見えますww
話は変わりますが僕は２０歳で美容室に就職してスタイリストデビューするまでに４年位かかりました
これが長いのか、短いのか、良かったのか悪かったのかは僕にしかわからない事ですが、
僕にとっては長かったですが、今思うと必要な期間であり、今の僕があるのはこの期間のおかげかもしれません。
でも一つだけ言えるのは
『もっと効率よくできなーー』
これです。
効率が悪すぎました。
途中でお店を辞めてしまったりなどもありました。
僕が最初に勤めていたお店にもカナリの数のカリキュラムのチェック項目がありました。
シャンプーからはじまり、カラー、パーマ、ブローその後カットレッスン。
でもずっと疑問に思っていた事があって
なんでカットって最後の項目なんだろぅ
そうなんです、カットの練習はある程度のチェックを全て終えてからスタートでした。
シャンプー、カラー、ブロー、パーマを終えてからじゃ無いとカット練習でき無い環境でした。
というか業界的な風習がある気がしました。
でも僕も同じ道をたどってきましたが、
極論ですが
カットが分かれば全ての技術が理解できた。
そんな瞬間がありました。
美容業界どうしても反復練習がおおいんです。
技術職ですからね。当然です。
でも、反復練習を続けていくと、検定に合格する為の練習をするようになってきました。
元をたどると、美容学校もそうです。
国家試験にカットの項目あります。
僕の時代は『グラデーションボブ』とう形でした。
こんな形です。
これまた同じで、国家試験に合格する為の練習をしていました。
要するに、何も理解しないまま《カットに対しての理論など》
この決まった形《グラデーションボブ》を完璧に切れれば合格する！！！
という風に考えるようになってきました。
でもこれなんか違うんじゃないかなって思うようになってきました。
大切なのは、ナゼ？？ココをこのように切るのかって事を理解する事が非常に大切で、
国家試験のグラデーションボブ、これは規定の長さも当然決まってます。
本当にこれしか切れない人になってしまう。
お客様の髪は全て同じではないし、オーダーもバラバラです。
確かに反復練習はすごく大切です。
でもそれ以上に大切なのが、『ナゼ』そうする必要があるのか？？を理解する事だと思いました。
ですので僕は逆から考える事にしました。
まずカットから学び始める。
こんな美容室少ないかもしれません。
でもカットを学ぶ事で見えてくる事がたくさんありますし、
僕自身、カットを理解できてようやく今まで練習してきた技術の真の意味が理解できました。
アシスタント３年やってようが、１年だろうが、カットの練習を始めるときは結局みんな同じスタートラインです。
実際にユースケは５月からカットの練習を平行してスタートしています。
本人のやる気ももちろん左右しますが、今までの当たり前は
これからも当たり前では無く、常に疑って行きたいですね。
これからが楽しみです。
アンドライフでは一緒に働いてくれるスタッフを募集しています。
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